モザイク、肥料需要の改善に伴いカナダのカリ工場を再開
(ブルームバーグ): モザイク社は、カナダのサスカチュワン州の拠点でカリの生産を再開し、肥料需要の見通しが改善する中、より大規模な拠点での生産減速による供給制約を緩和した。
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サスカトゥーン近郊のコロンゼー工場は、同州の東端にあるエステルハージカリ複合施設での計画的なメンテナンスのため、一時的な生産量の低下を緩和するために7月に再開されたと、米国の肥料生産会社は第2四半期決算報告書で述べた。 需要低迷により北米全土で肥料価格が下落したことを受け、コロンゼーは12月に操業を停止していた。
モザイク氏は、ベラルーシからの出荷量の減少、北米の港湾制約、2021年の水準を依然として「大幅に下回る」中国からの輸出により、世界のカリとリン酸塩の供給は「2023年まで、そしておそらくその後も」逼迫した状態が続くと予想されていると述べた。 一方、同社は農作物価格が高騰するなか、需要は「有利な生産者経済」の恩恵を受けていると見ている。
ジョク・オルーク最高経営責任者(CEO)は声明で「モザイクは肥料市場の回復が順調に進んでおり、その恩恵を享受できる有利な立場にある」と述べた。
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モザイクの第2四半期の調整後利益は1株当たり1.04ドルで、前年同期比71%減少し、アナリストの平均予想を下回ったが、これは主に作物栄養素の価格下落を反映している。
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